TOYOTA 2018 RECRUITING SITETOYOTA 2018 RECRUITING SITE

HOME > 【事務系コース】人 > 社員の仕事紹介 > 平橋 健一

社員の仕事紹介

資材・部品
調達戦略

仕入れ先さんと二人三脚で目指す、質と価格のベストバランス

平橋 健一 調達本部 ボデー部品調達部 第2ボデー部品室

平橋 健一

調達本部
ボデー部品調達部 第2ボデー部品室
※現在所属:バンコク(TMAP-EM)に海外出向中 主任職級
法学部卒 2004年入社

入社動機

トヨタへの入社動機のひとつが「チームワーク」。面接で会った先輩たちから、個性的でありながらもマインドはひとつという凄いチーム力を感じたという。スポーツは中学時代から続けているバドミントン。地域クラブの仲間とシャトルを追いかけている。


  • 「人以外」のすべてが調達の守備範囲

    • トヨタの利益の7割を支える仕事。私は調達部門の役割をこのように考えています。1台のクルマには約3~4万点もの部品が使われています。原価で考えると、そのうちの約7割が私たち調達の仕入れる外注部品になります。さらに、内製部品をつくるための設備や材料から、工場や土地、それを稼働させる電気や水から油に至るまで、すべてが私たちの守備範囲になります。つまり、クルマをつくるために必要な「人以外」のすべてに携わる仕事が調達なのです。
      私は、入社以来ずっとプレス系部品を主に担当してきました。扱う部品の数は、ボデーの形をつくる骨格関連だけでも300点以上に及び、取付金具など細かなものを含めると膨大になります。扱う金額は、ある主要なプレス部品ひとつを例にあげても年間約1000億円。これをひとりで担当するような規模の大きい仕事に従事しています。

  • 技術立国日本を再構築するくらいの意気込み

    • 例えば、私たちが70円で仕入れたい部品があったとします。複数の仕入れ先さんに声をかけたところ、A社は100円、B社は90円、C社は80円という価格を提示してきた。では安いC社にお願いしよう。調達というと、誰もがこんなイメージを抱かれると思います。
      私たちトヨタの進め方は違います。仕入れ先さんにとって80円が利益を出すぎりぎりのラインであるならば、私たちも一緒に知恵を出し合い、60円でつくれるように改善を重ねるのです。それを実現できれば私たちは目標の70円で調達できるし、仕入れ先さんも利益を得ることができる。これにより、Win-Winの関係を築けます。私が一番やりがいを感じるのは、このように「トヨタも嬉しい」、「仕入れ先さんも嬉しい」という関係を築けた瞬間。現在進めているプロジェクトでは、調達や生産技術をはじめトヨタの様々な社員が仕入れ先さんの工場に出向き、一体となって新しい生産ラインの構築に取り組んでいます。
      トヨタにとって仕入れ先さんは大切なイコールパートナー。彼らなくしてトヨタの将来は語れません。技術立国日本を再構築するくらいの意気込みで、私はこの仕事に打ち込んでいます。

  • 「よし、任せておけ」の一言が忘れられない

    • 入社して間もない頃、いまでも忘れられないような経験をしました。金型というプレス生産機械の重要部品の調達を担当することになり、まったく知識のなかった私は、その基礎を勉強するために生産技術部門に相談に行ったのです。すると、年配の課長が「よし、任せておけ」と。その場で見学する仕入れ先さんの工場から新幹線の切符や宿泊先に至るまですべての手配をしてくれ、さらには2日間も一緒に出張して付きっきりで教えてくれたのです。まったく違う部門の新人でも、ここまで真剣に親身になって育てる。「これがトヨタの文化なんだな」と嬉しくて仕方なかったのを昨日のことのように覚えています。

  • 海外の現実が、国内で培ったノウハウをさらに磨く

    • グローバル化は調達にとっても重要なテーマです。このグローバル調達を考える上で、以前ショックを受けた出来事がありました。日本のある部品仕入れ先さんの中国工場を訪問した際、私たちが「ダントツライン」と呼ぶ、国内で最も高効率な生産ラインを中国でヨコテン(※)していました。ところが実際に原価を積み上げてみると、現地仕入れ先さんの、明らかに設備も古く作業者も多い非効率な生産ラインの方がコスト的に優ることが判明しました。人件費や土地代などのコストが低い国では、私たちが国内で培ってきたモノづくりが通用しないこともあるのだと感じた出来事でした。いまは、これを教訓に発想を柔軟にして、改めて原価の仕組みを勉強している最中です。
      海外の生産では、調達の現地化も非常に重要なことになります。現地の仕入れ先さんとともに成長し、その地域の社会に貢献することは、トヨタにとって欠かせない大切な企業活動。将来は日本で培った経験を活かして、世界の仕入れ先さんとの関係を築き、様々な国の発展に貢献できるような仕事に取り組んでいきたいですね。

      ※ヨコテン(=横展開の略) 別の場所で使用すること

学生へのメッセージ


トヨタの最終面接で「“これをなくしたらトヨタではない”というものは何ですか」と逆に質問したところ、担当してくれた役員が即座に「respect」と答えてくれたのです。この言葉は、いまもずっと私の胸の中にあります。お客様はもちろん、一緒に働く社員、仕入れ先さん、さらには地域社会、この地球……。「respect」はまさにトヨタにぴったりの言葉なんです。

社員一覧へ戻る