INTERVIEW

クルマをつくるさまざまな人々を、つなぎ、まとめ、支えていく「橋渡し役」。

業務職R.H

PROFILE

MS統括部

理学部卒 2012年入社

豊田市出身。周囲にもトヨタ自動車で働く人たちが多く、子どものときから親近感を感じていた。チームワークでものづくりをする仕事に憧れて入社。リーダーシップをとるより、誰かをサポートする仕事が自分には向いていると、業務職を選んだ。「どんな小さなことでも、安全への意識がとても高い。そんな社風が好きです。街を歩いていても、横断歩道でつい指差し確認してしまいます」と笑う。

仕事の幅が広がるほど、人の輪も広がっていく

新型車の開発から生産までに関わる各部署の業務日程を組み、その進行管理をするのが、私の仕事。設計の部署から「この箇所のこの部品を変えます」という設計変更依頼書を受けて、「いつから切り替えましょうか?」と仕入先や工場と調整して、指示をしていきます。社内外の幅広い人々をつなぎ、まとめ、支える「橋渡し役」です。

入社直後は先輩のサポートが中心でしたが、ここ1、2年は自分が中心となって進めるプロジェクトも任されるように。初めてのときは、「私にできるかな」と不安もありましたが、責任ある仕事をこなしている業務職の先輩たちを見て、「挑戦してみよう」と、思い切って仕事の幅を広げています。仕事の裁量権が大きくなるほど、関わる人の数も増え、さまざまな深い知識を持った方々との協働も多くなるので、大変ですが刺激的です。入社当初はクルマの知識はほとんどゼロだったのですが、日々、勉強をしながら知識をつけていくうちに、この仕事がどんどんおもしろくなってきているんです。

大きな達成感を与えてくれた、嬉しいひと言

大きな達成感を与えてくれた、
嬉しいひと言

「もしかしたら間に合わないかも」。

納入先のブラジルの法規制に合わせて、プリウスの仕様の一部を変えるプロジェクトを担当したときのこと。10月末までに現地の通関に完成車が到着しなければならないので、それに合わせて、工場で8月末に部品の切替をするという連絡を受けました。しかし、ふと気になって船便を調べてみると、ブラジルへの便は月1本。しかも到着までに40日もかかるため、そのスケジュールでは間に合わないことがわかったのです。すぐに工場に足を運び、状況を説明。仕入先には切替の前倒しを、生産管理には生産計画の変更をお願いしました。

調整が1日でも遅れていたら、もし、気づかなかったら、100台ほどのクルマが通関をパスできない大トラブルに発展していたかもしれません。「ありがとう。助かったよ」。工場の方にそう言われたときは、とても嬉しかった。無我夢中で走りまわった数日間。ほっと胸をなでおろすと同時に、大きな達成感を味わうことができました。

お互いの仕事が見えるから、いつも助け合える

実は部署のメンバーの半分が女性。直属の上司も女性です。一人ひとりの仕事の状況を把握していて、困ったときには、さりげなくサポートしてくれます。担当の車種によってチームに分かれていますが、その枠を越えて助け合える空気もある。新入社員の頃は、隣のチームの先輩が付きっきりで教えてくれたり、工場までいっしょについてきてくれたり。もともと業務職から総合職に職種変更した方なので、今でもいろいろなことを相談できる「よき理解者」なんです。

また、仕事量が常に「見える」化されていて、誰かが大変そうだと「私がやりますよ」とさっと声をかけあえる。有給やフレックスもとりやすいので、家事と仕事を両立しながら活躍している先輩たちがたくさんいます。部署のみんなで旅行に行くぐらい仲良し。新車の生産が無事立ち上がると、「お祝い会」もするんです。そんなメリハリある環境だからこそ、自分の力をのびのび発揮できる。成長させてくれる周囲の方々にいつも感謝しています。

デスクワークだけで終わらせず、自分の目で見て、確かめる

デスクワークだけで終わらせず、
自分の目で見て、確かめる

プロジェクトで関わるのは、各部署のプロフェッショナルの方々。ほとんどが、自分より年齢もキャリアも上。そんな仕事の中で大切にしてきたのは、電話やメールに頼らず、現地に足を運び、相手と向き合って話をすることです。デスクワークだけでなく、工場まで自ら足を運ぶこともよくあります。自分の目で見て、確かめる。わからないことは素直に聞いて、ときには懐に飛び込む。それをまっすぐこつこつ繰り返して、少しずつ信頼関係を築くことができたと思います。無理なお願いも快く引き受けてくれる人たちに、もっと信頼してもらえるようにがんばりたい。そんな、プラスの循環が私の中に生まれています。

学生の頃は、それほどクルマ好きではなかったんです。それが、今では自分が携わったクルマのCMが流れたり、ドラマで使われたりしているのを見ると、気持ちが盛り上がります。街でもついついトヨタのクルマを探したりして。エンジニアじゃなくても、クルマづくりに参加している。そんな誇りを持てるようになりました。中でも、MIRAIはずっと担当しているので、「MIRAIのことなら、彼女に聞けばいいよ」と言ってもらえるような存在に成長していきたい。それが、今の私の目標です。

所属は取材当時のものです。

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