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社員の仕事紹介

森山 修司 ドライブトレーン先行開発部

森山 修司

ドライブトレーン先行開発部
※現在所属:ドライブトレーンユニット設計部 CVT設計室 VA・要素開発グループ 主任電気電子システム工学専攻 修士了 2003年入社


若き日は毎週のようにサーフィンに行っていたが、最近の休日はもっぱら子どもたちと過ごしている。

出身学科 電気電子システム工学専攻 開発フェーズ 先行開発 技術分野 エンジン・ドライブトレーン
  • 未来のクルマづくりに先駆けた、先行技術を開発する

    • エンジンやモータが生み出した動力をタイヤへと伝達する機構がドライブトレーン。主にトランスミッションやドライブシャフト、ディファレンシャル・ギアなどで構成されています。私たちのセクションは、このドライブトレーンの先行開発を担っています。そのテーマも10年、20年先を見据えた基礎的な研究から、数年先の実用化を目指した開発まで様々です。私が担当するのは、ドライブトレーンの一端を担うトランスミッション。しばらく先端技術の探索に取り組み、現在はCVT・ATの燃費向上システムの開発を進めています。企画から設計、実験まですべて自分で携わって、未来の技術にチャレンジできるのがこの仕事の魅力ですね。

  • 数年先から20年先まで、近未来を見据えた開発

    • 入社以来ずっとトランスミッションの先行開発に携わっています。先行開発といってもその領域はとても広くて、私自身、先端技術の探索という基礎的な開発を担当したり、現在のように数年先を目指した実用化開発に取り組んだり、幅広いテーマに関わっています。
      先端的な分野なので分業化されていなくて、企画から設計、実験まですべて自分で携われることが魅力のひとつ。基本特許を取得するチャンスもあります。逆に難しいのは、ゴールまでが遠いので、いかにモチベーションを維持するか。自分のテーマと向き合ってばかりいるのではなく、将来に向けた技術の潮流を見極めることも先行開発では重要です。どんなに優れた技術でも、優れたクルマづくりに結びつかないようでは価値がないのです。

  • 遥か先のゴールに向かって粘り強く前進する

    • 「君の好きにやっていいから、新しい技術に挑戦してみろ」。そんな上司の言葉に背中を押されて、先端技術の探索を始めたのは入社4年目のこと。10年、20年先をターゲットにしたドライブトレーンに関わる技術。与えられたテーマはそれだけで、あとは自分の着想しだいでした。まず自分なりにシーズを探索するためにガムシャラに動き回りました。興味のある学会に足を運んだり、飛び込みで大学の研究室を訪れたり、豊田中央研究所の研究員に相談したり……。ようやく、これは!と確信のもてるテーマに絞り込めたのは1年後でした。摩擦に関するある基礎開発。ドライブトレーンには数多くのギアやベアリングが使用されており、それらの摩擦を抑えることは大きな燃費向上につながります。トライボロジーといった原理的な研究から取り組みました。
      結局、3年かけても実用化に至らず、チームの後輩が引き継ぐことになったのですが、私にとってこの研究開発での経験は大きかったです。自分で動かない限り、開発は前進しない。研究開発で一番大事なのは、粘り強く前向きな意志を持つことだと肌感覚で学びました。

  • チームとして壁を打ち破っていく楽しさ

    • 現在は、数年後をターゲットにした先行技術の開発に携わっています。CVTの燃費向上のための、油圧制御に関わるシステム開発です。このような実用化を見据えた開発は、先端技術の探索とはまた違う魅力があります。開発完了の期日は数年後とゴールが近く、クルマづくりにダイレクトに携わっているという手応えがなによりも楽しいです。実用化に近い技術だけに、関連するシャシー部門と設計のすり合わせをするなど調整すべきことも多いですが、そうしてチームとなって目標に突き進んでいくのも私にとって先行開発の大きな魅力なのです。

  • 次代のスタンダードとなる技術を目指して

    • スペシャリストとして自分の専門分野を深く掘り下げていく。それも先行開発のひとつのスタイルだと思いますが、私はどちらかというとチームで壁を打ち破っていくスタイルが好き。入社3年目に先端技術の探索をひとりで任されて、少しずつテーマがカタチになってきた時、後輩が手伝ってくれたり、違う部門や豊田研究所の人たちがサポートしてくれたり、自然に開発チームが出来上がってきて楽しかった。先行開発の仕事が面白くて仕方なくなったのもあの頃からです。
      最近はチームリーダーに近い立場でプロジェクトの舵取りをするような機会も増えてきました。これからはチームの輪をどんどん広げて、ドライブトレーン全体やクルマ全体に関わる開発に携わっていきたい。プリウスがHV技術で低燃費車のスタンダードをつくったように、自分たちチームの力で次代のスタンダードとなるような技術を打ち立ててみたいですね。

column


設計→試作→評価というのが森山が携わる先行開発の大きな流れ。3つのフェーズでおよそ6~12カ月の期間が必要。このサイクルを何度も粘り強く積み上げながら開発を前進させていく。


※先輩社員の所属部署は、2013年取材時のものです。

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