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社員の仕事紹介

浅井 祥次 堤工場 塗装部 技術員室

浅井 祥次

堤工場 塗装部 技術員室
※現在所属:アダパザル(TMMT)に海外出向中 主任職級材料工学専攻 学士了 2001年入社


学生時代に留学したパリでは、ホストファミリーの家で暮らし、約1年間かけてフランス語を学んだ。

出身学科 材料工学専攻 開発フェーズ 製造・品質管理 技術分野 ボデー
  • 「機械」と「人」の間に立って、トヨタの塗装技術を研鑽する

    • 入社以来、塗装技術一筋で経験を積んできました。現在は堤工場で、塗装ラインの製造技術に携わっています。作業者が“より品質の良いものを、より早く、より安く”生産できる仕組みづくりや、そのための技術開発が役割です。入社して最初の8年間は、塗装生技部で生産技術の開発に取り組みました。私は化学系の出身だったので、まず塗装材料の開発に携わりながら機械系の知識を学びました。そこから領域を広げ、塗装ロボットや塗装プラントなど設備開発を担当。海外工場での塗装ライン立ち上げを経験した後、自ら希望して製造部門に異動しました。生産技術では開発する相手は「機械」ですが、製造技術では主役は現場で作業する「人」。そこが2つの部門の一番の違いだと実感しています。

  • 「浅井に最後までやり切らせたい」と、上司や先輩が支えてくれた

    • 学生時代、フランスに語学留学しました。帰国してすぐに目にしたのが、トヨタがフランスに工場を建設するというニュース。自分にとって第二の故郷のように思えたフランスに、トヨタのエンジニアとして再び行ってみるのもいいな。そう考えたのが入社の動機です。そして、塗装生技部に配属され、塗装材料の開発から始まり、塗装ロボットや塗装プラントなどの開発、海外工場での塗装ラインの立ち上げを経験し、2009年に堤工場の塗装部に異動してきました。
      今まで一番印象に残っている経験は、入社3年目、初めての海外ということで意気込んで行った米国出張ですね。新しい塗料材料を現地工場の塗装ラインに導入するのが目的でした。ところが、国内のラボラトリーで事前に確認したにもかかわらず、現地で何度トライしても上手くいかない。とうとう導入できないまま、日本から「帰ってこい」という指示が来て帰国することになりました。悔しくて悔しくて、帰ってきてからずっとラボに通って試験を繰り返しました。3ヵ月後に巡ってきた米国での再挑戦の機会には、スムーズな導入に成功しました。
      これは後から聞いた話なのですが、1回目の出張で失敗した時、「入社3年目ではまだ無理だ」とメンバーチェンジの議論があったそうです。しかし、上司や先輩たちが「アイツに最後までやり切らせたい」と支えてくれた。そればかりでなく、米国工場の現地スタッフまでもが「浅井と一緒にやりたい」と応援してくれたそうです。諦めないで前向きに取り組んでいれば、周りの人たちが必ずサポートしてくれる。そんな風土が日本ばかりでなく、異文化と思っていた海外にもある。トヨタという会社がますます好きになりましたね。
      その1年後には、新工場の立ち上げで4ヵ月間チェコに出張。さらに4年後の2008年、約1年かけてカナダ工場の立ち上げを担当しました。企画の段階から塗装ラインすべてを任され、自分にとってはこれまでの経験の集大成のような仕事。そしてこのプロジェクトの目処がついてきた段階で、自分から「製造部門に異動したい」という希望を出しました。この時も「まだ経験が浅い」といった声もありましたが、カナダでの仕事ぶりを見ていた部門長が後押ししてくれたそうです。

  • クルマをつくるのは「人」それを肌で経験した

    • 自分が開発した設備を、使う立場として経験してみたかった。それが生技部から製造部門への異動を望んだ理由です。そうして製造技術のエンジニアとして工場の現場に立ってみると、見える景色がまったく違いました。生技部の時は「機械」が相手でしたが、工場の製造部門ではあくまでも「人」が主役なのです。
      実際、生技部の時には想像もしなかった問題がしばしば起こります。例えば製造装置の付加機能。便利だろうと考えて搭載した機能が、逆に効率化の妨げになることがある。それらを改善していくのは熟練の技能員たちの経験。そんな「人」と「機械」の間に立って、現場をサポートしていくのが製造部のエンジニアの役割です。
      結局、クルマをつくっているのは「人」なのです。どんな最新の塗装ロボットを導入しようとも、それを操作するのは人。できた塗装をチェックするのも人ですし、そのクルマに乗るのもお客様。それを肌で経験できることが製造部門の一番の面白さと感じています。

  • 塗装技術のスペシャリストとして世界に飛び出してみたい

    • 製造の最前線で3年間経験を積み、最近また新しいキャリアに挑戦したいと思い始めました。次はいよいよ海外に駐在してみたい。入社した頃は「いつかはフランスへ」という想いがありましたが、塗装技術のエンジニアとして、さまざまな国への出張を体験しているうちに、そんなこだわりも消し飛びました。米国でもチェコでもカナダでも、あるいは新興国の工場でも構わない、まったく違う環境で自分の可能性に挑戦してみたい。もうそろそろ「若い」と言われる世代でもないし、これまで積み上げてきた経験にも自信があります。胸を張って自分なりの“トヨタでのキャリア“を極めたいと思っています。

column


自宅の庭に15坪の畑があり、休日は“家庭菜園ティスト”として仕事とはまったく違う世界に没頭している。畑を耕すのは子どもの頃の泥遊びと一緒で最高のリフレッシュ。それで採れたての野菜が食べられるのだから言うことはない。「家族が“美味しい!”と喜んでくれるのが最高の喜びです」

※先輩社員の所属部署は、2013年取材時のものです。

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