TOYOTA 2018 RECRUITING SITETOYOTA 2018 RECRUITING SITE

HOME > 【技術系コース】人 > 社員の仕事紹介 > 高越 威

社員の仕事紹介

高越 威 品質保証部 監理室

高越 威

品質保証部 監理室
※現在所属:シンシナティ(TEMA)に海外出向中 主任職級構造エネルギー工学専攻 修士了
2007年入社


趣味は将棋。集中力を養えて仕事にも役立っている。子どもが生まれ、最近の休日は家族と過ごすことが多い。

出身学科 構造エネルギー工学専攻 開発フェーズ 品質保証 技術分野 -
  • 法規適合のスペシャリストとして、トヨタの品質を世界で追求する

    • 私が所属する品質保証部は、「品質」に関する全社方針を策定し、開発・製造からアフターサービスに至るまで、各部署がお客様に喜んでいただける品質を第一に考えて業務に取り組むための仕組みづくりを進めています。私たちの仕事のキーワードは「監査改良」。クルマの監査はもちろん、そこにたどり着くまでの仕事の進め方までも監査し、より質の高い仕事ができるよう改良の提案を行います。ひと言に「品質」といっても、その守備範囲はとても広く、国内はもとより、海外のあらゆる部署と関わることができ、車づくり全体が見えることは、品質保証部の特徴かもしれません。「お客様迷惑“ゼロ”」を目標に掲げ、さまざまな活動を展開しています。

  • 仕事の進め方の品質も、クルマの品質の一部である

    • クルマづくりにとって「品質」とは何なのか? とても奥深いテーマだと思います。私たち品質保証部では、クルマばかりでなく、各部署における仕事の進め方についても監査改良を行っています。仕事の質も、品質の一環であるという考え方ですね。お客様に喜んでいただく品質を追求するためには、そこまで踏み込んだ活動が必要なのです。
      私はこの品質保証部で、北米・欧州で販売される全車種の法規(安全基準)に関わる「品質」に携わっています。車両の構造、仕様、性能が、その国や地域の法規に適合しているかを監査するのが主な仕事です。例えばクルマのダッシュボードにはさまざまな警告灯がありますが、その位置や色が安全基準に適合しているか。あるいは、衝突時に乗員が受けるダメージについて基準を満たしているか。実車や部品でテストなどを行って監査します。また、各国の官公庁からよせられる法規適合についての問い合わせに対し、関連部署と協力してトヨタとしての方向性を定めて回答するのも私たちの役割です。

  • 入社2年目、1人で行った北米出張で自らのミッションの重さを実感した

    • 自分に課せられたミッションの重さを肌で感じたのが入社2年目、1人で行った北米出張でした。監査の仕組みを浸透させるため、現地工場の品質管理部長会議に参加して、教育プランの合意を得るのが目的でした。当時、私はエンジニアとしての経験も浅く英語も苦手。一方、プレゼンテーションの相手は役職もずっと上で全員が米国人。ロジカルな説明を行うため、上司にもアドバイスしてもらいながら懸命に資料作成に取り組みました。
      米国における当日のプレゼンテーションは緊張のうちに瞬く間に終わりましたが、熱意だけは伝わったのか、無事に合意を得ることができました。その後、息をつく間もなく北米のいくつかの工場を訪問。現地現物で監査の状況を調査するとともに、各工場の品質管理部長と意見交換を交わしました。この訪問で、数多くの現地スタッフと話をして強く感じたことがあります。それは現場の人々が、私たち日本スタッフに対し、品質保証のスペシャリストとして全幅の信頼を寄せてくれているということです。それは入社2年目の私に対しても同じ。「そうか、自分たちは世界中のトヨタにおいてリーダー的な立場にいるのだ」と、身が引き締まる思いでしたね。

  • 広く深い知識が要求される品質保証のエンジニアとしての自負

    • 私は、入社する前から品質保証という仕事に興味を抱いていました。例えば、研究開発のように特定の分野を深く突き詰めていくエンジニアのスタイルもあります。しかし、私はもっと幅広い技術を見られるエンジニアになりたかった。その意味で品質保証は、まさに私にぴったりの仕事だったのです。しかも「広い」だけではダメで、監査を的確に行うためには、各領域のエンジニアと対等に議論できるくらいの「深い」専門知識も要求されるのです。私は、技術的に分からないことがあれば、自分でとことん調べ、現地現物で学ぶように心がけています。現在では、これほど幅広く深い知識を得るチャンスをもつエンジニアは、トヨタでも数少ないのではないかと自負しています。

  • 日本発の品質保証の仕組みを全世界のトヨタで実現してみたい

    • 入社してからの5年間は北米の法規適合に携わり、2012年からは欧州の担当となりました。この2つの地域では、法規の根底となる考え方が大きく異なります。北米の場合は、法規適合は自動車メーカーの自己責任という考え方がベースにあるため、“クルマの発売後”に初めて当局による検査が実施されます。一方、欧州では“クルマの発売前”に検査があり、それに合格してから発売という流れになります。この2つの法規適合は世界のスタンダードであり、双方の法規に精通することで、世界中の国々の法規に対応できる力が培われます。私は、この欧州で経験を積むことで、世界を見渡すことのできる品質保証のエンジニアを目指しています。「監査改良」という品質保証の仕組みを世界中のトヨタに広めて、「お客様迷惑“ゼロ”」を全世界で実現していきたいと考えています。

column


品質保証の役割
商品企画から開発、生産、販売にいたるまで、品質保証の守備範囲はクルマづくりのすべての流れに広がる。実車や部品のみならず、仕事の進め方まで監査を行うのが大きな特徴。クルマを市場に送り出すか否かという最終判断の重責を担うのも品質保証部の役割だ。


拡大表示する

※先輩社員の所属部署は、2013年取材時のものです。

社員一覧へ戻る