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社員の仕事紹介

大村 幸人 ボデー先行開発部 先端開発1グループ

大村 幸人

ボデー先行開発部 先端開発1グループ
※現在所属:内装設計部 エアコン設計室 車両開発1グループ 主任機械工学専攻 学士了 2006年入社


子どもが1歳半になったのを機に復活した競技ダンスや、家族でのドライブが休日の楽しみとのこと。

出身学科 機械工学専攻 開発フェーズ 先行開発 技術分野 ボデー
  • 未来のトヨタの安全と商品力を、ゼロから開発する

    • クルマの車両設計がスタートするのは市場に投入される約4年前。先行開発ではその2~3年前から、基本となるボデーシェル(※1)や搭載する部品や素材について検討を進めていきます。先端開発1Gでは、さらに先を見た2020年以降に向けた将来技術の発掘・開発(衝突安全・NV(※2)、走り、商品力など)を、自動車業界以外の技術トレンドにも感性を働かせながら取り組んでいます。私が担当している衝突安全性能開発では、市場事故実態からさらに事故被害者を減らすために、トヨタの研究・開発拠点である東富士研究所と連携し基盤技術の開発を行っています。

      ※1 ボデーシェル:エンジンやシャシー、電子部品などを組み込む車体のベース

      ※2 NV:騒音(Noise)および振動(Vibration)。

  • 世界初の安全技術をつくりあげた1年目

    • 世界限定500台のスーパーカー、レクサス・LFAに搭載されているエアバッグ内蔵シートベルト。衝突時にエアバッグが膨らみ、胸とシートベルトが接触する面積を拡大させ、体に加わる衝撃を分散させることによる乗員保護性能を持つ世界初の技術が搭載されたシートベルトです。この開発ミッションを任されたのが入社1年目。右も左も分からない担当者の私に、実験部署やボデーから質問がくる毎日。すぐさま直属の上司に質問をすると「自分の考えはないのか。すぐに答えを聞きにくるのはやめろ」と言われてしまう。正直、焦りましたが、各部署やサプライヤーへ出向き直接話を伺い、自分なりのアイデアをノートに書きなぐりながら、がむしゃらに仕事に向き合うなかで開発の糸口が見えてきました。さまざまな角度からの衝突シーン、ガラス破片の影響、ドライバーのシートポジションなどを徹底的に考慮し衝突性能に対してのスペックを決めることに成功。「現在のトヨタの中で、このアイテムについて一番考えているのはお前だ」と、上司にも評価され、自信をもって開発を完遂することができました。

  • 中核的な存在で、グローバルな自動車づくり

    • 2009年以降はインテリア設計室でポルテ、スペイドのシートベルト設計を担当した後、安全装置設計室へ異動。アイゴ、IMV、レクサスコンパクトSUVのシートベルト設計を担当しました。アイゴはプジョー・シトロエンとの共同開発であり、先方のシート設計担当者と隔週で会議を実施。互いに伝統ある自動車メーカーなので、ボルトの種類や締結構造一つとっても考え方は異なります。決して流暢ではない英語に苦心しながら交渉と資料の提示で開発方針を固めていきました。またIMVでは、タイの若手技術者とサプライヤーからの出向者を抱えるチームリーダーを担当。各メンバーの進捗状況や品質をマネジメントしながら、海外で生産されるトラックとSUVのシートベルトを設計しました。外国籍のスタッフと協力して業務を進めたことで、相手の文化を理解しながら自分の意図を誤解なく伝えるコミュニケーション能力やマネジメント力が身につきました。

  • 未来のクルマを支える2つのミッション

    • 現在は、今まで携わってきた車両開発の前段階に位置するボデー先行開発部に所属しています。取り組んでいるミッションは2つ。「将来衝突安全技術開発」と「2020年を見据えた商品力向上につながるアイテム、技術の発掘」です。前者では東富士研究所と連携しながら、事故調査の結果から被害を減らすため課題を抽出し、将来の法規改正に先んじて対応基盤技術を開発しています。また、後者では例えば建築業界や住宅インテリア業界など、クルマ以外の業界の先端技術にも着目し、クルマへの商品化を検討。将来的にクルマに求められる性能、装備を実現するための情報収集を行っています。全く性質の違う2つの分野を担っていますが、どちらも次世代のクルマの安全性や快適さを下支えする業務にモチベーションを感じています。

  • 自動車以外の技術トレンドを伝えるアンテナ役

    • 燃費がよい、安全性が高いといった当たり前の性能にプラスして、所有することに価値を見出せるようなクルマをつくりたいと思っています。例えばスマートフォンの着せ替えカバーのように、クルマの一部をユーザーが自由にカスタマイズできればより愛着がわくかもしれません。現在、開発の現場ではデザイン案に対して材料や生産技術の観点から実現性を検討しています。この過程で、例えば住宅や家電に採用されている、端末とつながる技術や空間演出技術といった技術トレンドをいち早く社内へ紹介し、伝播させることで技術者の発想を変えていきたいと思っています。同業他社や異業種に指向性をもったアンテナ的役割も現在の私に期待されている大きな役割の一つです。

column


先行開発部では、常に5年以上先を見据えた提案が求められます。社会全体を見据えた「あるべき未来のクルマ像」をマクロ視点で捉え、カタチにしていきます。


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※先輩社員の所属部署は、2013年取材時のものです。

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