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社員の仕事紹介

佐竹 宣彦 第2エンジン技術部 第22エンジン設計室

佐竹 宣彦

第2エンジン技術部 第22エンジン設計室
※現在所属:エンジン設計部 第2基盤技術設計室 第4グループ 主任マイクロナノシステム工学専攻 修士了 2006年入社


休日に子どもと遊んでいても、ついついエンジンのことを考えてしまうという熱中派のエンジニア。

出身学科 マイクロナノシステム工学専攻 開発フェーズ 製品開発 技術分野 エンジン・ドライブトレーン
  • 設計エンジニアの誇りを賭けて、世界ダントツのエンジンを極める

    • ムービング、吸気、排気、動弁、燃料、点火、潤滑、冷却……。エンジンの設計とひと言でいっても、様々なパートに分かれています。ひとりの設計エンジニアが複数のパートを担当し、数人のエンジニアがチームを組んでエンジンの設計を進めていきます。エンジン設計の面白さは、このように色々なパートがあってそれをすべて体験できること。ちなみに現在、私は2.5L直列4気筒の新エンジンの開発に携わっていて、担当するのは潤滑系とアルミダイキャスト部品。最近、HVをはじめ新しいクルマの動力源としてモータが脚光を浴びていますが、エンジンには未だに解明されていないことも数多くあって、まだまだ可能性も大きい。私は、エンジンはこれからもクルマづくりの主流であり続けると確信しています。

  • 世界一のエンジンを設計するエンジニアを目指して

    • 多くの人に夢を届けられる、バリバリのエンジニアになりたい。これが、私がトヨタを選んだ理由。入社以来ずっとガソリンエンジンの設計に携わっています。1、2年目はすでに搭載されているエンジンの改良や外まわり部品の設計で経験を積み、3年目にV8系の新エンジンの開発プロジェクトに加わりました。任されたのは吸気系とEGR(排気ガス再循環装置)系の設計。世界一の性能と燃費を実現してやろうと張り切りました。じつはプロジェクト自体は途中で中断してしまったのですが、入社3年目で新エンジンの開発に携われたのは大きな経験でしたね。設計の面白さを知って、エンジンが大好きになりました。
      エンジンの設計はいくつものパートに分かれていて、ひとりの設計エンジニアが複数のパートを担当します。また、専門があるわけでもなくプロジェクトごとに担当するパートが変わります。様々なパートがあって、そのパートごとに多様な知識を学べるのがエンジン設計の面白さ。生産技術や製造など他部署との密接な連携のもとに進めていくので、そこでもまた様々な知識や経験を積み重ねることができます。「組み付け性が悪い」などと製造のベテラン作業員に叱られることもありますが、それもまた貴重な経験でした。

  • スマートさもエンジン設計の重要なファクター

    • 見栄えがよくなくてスマートではないな――。それが現在取り組む2.5L直列4気筒エンジンを見た時の第一印象でした。この4気筒も新開発のエンジンで、私は最初のステップとなる試作が終わった段階からプロジェクトに加わりました。担当は潤滑系です。エンジンまわりには潤滑オイルを循環させる管やオイルポンプ、オイルフィルター、オイルクーラーなど潤滑系の様々なデバイスが装備されているのですが、どうもその配置が気に入らなくてスマートに見えなかったのです。この「見栄え」というのは、じつはエンジンの設計では重要なファクターなのですね。見栄えがよくないというのは、配管が複雑だったりデバイスの配置が不適切だったりするわけで、効率も悪く機能信頼性に問題がある場合が多い。そこで今回の設計では、オイル経路の構成からデバイスの配置まですべて見直しました。オイル容量を最大化するために、オイルパンの形状にもこだわり、それを製造する仕入れ先さんの工場まで何度も足を運んで折衝しました。現在は開発の最終段階にありますが、性能面でもコスト面でもダントツの設計ができたと自負しています。

  • コンマミリ単位でぎりぎりまで薄肉化

    • この新エンジンでは潤滑系に加えて、ヘッドカバーやチェーンケース、カムハウジングなどのアルミダイキャスト部品の設計も担当しました。この設計では、軽量化が一番のテーマでしたね。軽量化するためにはアルミの肉厚を薄くする必要があり、剛性強度や加工性などと兼ね合わせながらコンマミリ単位でぎりぎりまで薄肉化にトライしました。ヘッドカバー、チェーンケースでは強度だけでなく騒音や振動なども考慮しなければなりませんでした。潤滑系とは違う難しさがあって、またそれが楽しかったですね。

  • エンジン設計エンジニアのプライドを賭けて

    • 最近では、クルマの新しいパワートレーンとしてモータが脚光を浴びて、将来はエンジンに代わってモータが主流になるという人もいます。しかし、私はそれは違うと思う。実際、設計に携わっていて感じるのですが、エンジンにはまだまだわからないことが数多くあります。1秒に100回以上も回転し、燃焼そのものにしても未だに解明されていない部分が多い。それだけ、まだまだ大きな可能性が秘められているのです。そんなエンジンが、私は大好きです。エンジンはこれからもクルマづくりの主流であり続ける。設計エンジニアのプライドを賭けて、私はそう確信しています。

column


エンジンのスペシャリストを目指す佐竹の標準的な1日のスケジュール。量産設計の仕事は製造部門と密接に関わるため、近隣の上郷工場に出向き、現地現物ですり合わせを行うことも多い。


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※先輩社員の所属部署は、2013年取材時のものです。

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