TOYOTA 2018 RECRUITING SITETOYOTA 2018 RECRUITING SITE

HOME > 【技術系コース】人 > 社員の仕事紹介 > 及部 七郎斎

社員の仕事紹介

及部 七郎斎 HVシステム制御開発部 第4HV制御開発室

及部 七郎斎

HVシステム制御開発部 第4HV制御開発室
※現在所属:広州(広汽トヨタ自動車)に海外出向中 グループ長級電気工学専攻 博士了 2003年入社


最近、家を建てて、プラグインHV用のコンセントも装備した。趣味はパソコンという根っからの電気系人間。

出身学科 電気工学専攻 開発フェーズ 製品開発 技術分野 HV・FC
  • 未来のクルマづくりを牽引する、パワーエレクトロニクス制御技術

    • エンジンとモータをパワートレーンに両用するHV車は、まさに制御の塊のようなクルマ。その開発には、システム制御や走行制御、さらにはエンジンやパワーエレクトロニクスの制御など、数多くの電気系エンジニアが携わっています。私たち第4HV制御開発室が担当するのは発電機や駆動用電気モータ、昇圧システムなどのパワーエレクトロニクスの制御。その領域は幅広く、私もプリウスのプラグインハイブリッドでは、研究開発から量産開発まで携わりました。HVやEV、さらにはFCなど、これからのトヨタのクルマづくりにおいて、パワーエレクトロニクスは鍵を握る技術。電気工学系のエンジニアが活躍するフィールドはますます広がると実感しています。

  • パワーエレクトロニクスで新しいクルマづくり

    • 近距離はEVとして、長距離は従来のHVとして走行するプラグインHV車は、EVとHVの機能を統合させて搭載したクルマ。私は、トヨタ初のプラグインHVであるプリウス プラグインハイブリッドに研究開発段階から携わりました。担当したのは昇圧システムなどパワーエレクトロニクスの制御。この昇圧システムとは、電圧を高めてモータの高出力化を実現するものです。
      従来のHVと較べてプラグインHVならではの特徴とは、その名のとおり外部からプラグインして電気を充電できること。その実現には、パワーエレクトロニクスにも特殊な制御が要求され、数年間をかけて実用化に成功しました。また、プラグインHVは、HVとEV双方の特長を併せ持つため、走りの方向性を見出すのも非常に難しいテーマでした。HVは、発進から低速時までモータで走行し、ある程度走り始めるとエンジンも始動します。一方、 EVは高速時までずっとモータだけで走ります。「この2つのバランスをどう図るのか?」「お客様が気持ちよく、また新しさを感じる走りとは?」。もちろん目標とすべき燃費やコストも大きな要件。このような要素と、パワーエレクトロニクスの今ある実態の技術との折り合いを探りながら制御を開発しなければなりませんでした。
      このプラグインHVの後はカムリのHVなどの開発を担当し、現在は次世代のHV車の研究開発に携わっています。パワーエレクトロニクスで新しいクルマづくりに挑戦するというのが、私の入社以来一貫して取り組んでいるテーマですね。

  • 新人時代のプロジェクトで新しい自分を発見

    • プラグインHVは外部からクルマに電気を取り入れますが、逆にクルマから外部に電気を送り出すという開発も経験しました。それが配属されてすぐに任されたテーマで、パワーエレクトロニクスの新技術を駆使してHV車に発電機能を搭載するという試み。住宅技術部(現トヨタホーム)との共同でプロジェクトが立ち上がり、なぜか新人の私がリーダーを任されました。プロジェクトの目標は、HV車で大容量の発電をし、実際に住宅に繋いで家1軒分の電力を賄うというもの。ところが、発電までは順調なのですが、電圧に問題があってなかなか住宅で利用できる品質の電気を送電できない。スケジュールはタイトで、記者発表の日がじりじりと迫ってきます。私は、社内外の関連する部署に協力してもらうために必死で走り回りました。そして、どうにか課題をクリア。記者発表のデモンストレーションをハラハラしながら見つめていたのを今でも憶えています。それまで自分は冷静に計画的にものごとを進めるタイプだと思い込んでいたのですが、こんな情熱的な新しい自分を発見して驚きました。

  • 入社以来身にしみて感じるトヨタらしい文化

    • 上司と部下との結びつきの強さ――。現地現物や愚直などトヨタの文化を表す言葉はたくさんありますが、私が入社以来身にしみて思うトヨタらしさは、まさにこの絆の強さだと思いますね。上司が部下のことを本当に親身になって考えてくれるのです。リスクを冒してでも成長のためにリーダーに抜擢してくれたり、情熱的という部下の新しい側面を見出してくれたり……。あの新人時代の経験がまさにそうでした。おそらく上司と部下の組み合わせの数だけ、トヨタにはそんな物語があるのだと思います。

  • 楽しく情熱的な電気系エンジニアたちと一緒に

    • 私は電気工学専攻なのですが、最近、大学では電気工学科が減ってきて少し淋しく感じています。しかし、企業での研究開発に目を向ければ、電気工学の技術の可能性はまだまだ大きい。トヨタのクルマづくりでは次世代のコアテクノロジーです。トヨタというと、クルマ好きのエンジニアばかりというイメージがあるかもしれませんが、じつは私みたいにパソコンも好きな電気系エンジニアも数多くいるのです。これからもぜひもっと多くの楽しく情熱的な電気系エンジニアたちに出会いたいですね。

column


これが及部の標準的な1日のスケジュール。パワーエレクトロニクスの開発は多様な部門との密接な連携が不可欠となるため、必然的にミーティングに割く時間が多い。


拡大表示する

※先輩社員の所属部署は、2013年取材時のものです。

社員一覧へ戻る