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業務職

調達部門

少しでも、仕入先さまや同僚の役に立つために。

M.Y

大学時代は言語学を専攻。業界や会社などを特定せずに就職活動を展開するなかで、トヨタの社員と話す機会を得る。「クルマをつくる責任感」「安全意識」「誰かの役に立てる仕事をしたい」という言葉が印象的で、トヨタへの就職を強く意識するように。「なによりも、仕事を楽しそうに話す皆さんの姿が印象的でした。好きなことを仕事にする方々と一緒に働きながら、社会に貢献することができたらどれだけ幸せだろうと思い、トヨタに入社しました」と振り返る。

仕入先さまとトヨタのパイプ役。

私の仕事は、トヨタのクルマに必要な部品を納入してくださる仕入先さまの窓口として、さまざまな相談ごとを伺い、社内に展開することです。「納品が間に合わないものがあって…」「この部品について技術的なことを質問したいのだけど、誰に聞けばいいですか?」など、さまざまな相談を日々いただきます。まずすべきことは、一つひとつの相談内容を正確に把握することです。ただ聞いているだけではできません。モノづくりにまつわる知識がなければ、いただいた言葉から情報や感情を汲み取ることができず、お互いの認識にズレが起きてしまいますから。学んだ知識をフルに活用し、分からないところは分かるまで聞き、すべてを明らかにして、上司に内容を共有します。それをもとに上司が関係各署と会議を開き、対応策を検討。後ほど、自分に解決策などが共有され、私から仕入先さまに伝える、というのが一連の流れになります。

私の役割は、いわば、仕入先さまとトヨタのパイプ役。解決策を伝えると「すごく助かります!ありがとうございます!」と感謝の言葉をいただくことが少なくありません。「微力ながら、役に立つことができた」と嬉しくなります。そこから芽生えたのが「もっと、たくさんの方の役に立ちたい」という想いです。仕入先さま、同僚、別部署の方々…一人でも多くの方に力添えするために、何ができるのだろう。こう考えるようになったら、自分の行動がどんどん変わっていきました。もともと内気な性格だったのですが、改善のポイントが見つかったらすぐ上司に提言するようにもなって。「ぜひ、チャレンジさせてください」とお願いする今の私を、トヨタに入社したときの自分が見たら、きっと驚くでしょうね。「別人みたい」って。

書面の変更だけでも、大きな貢献。

今も、実際に私が上司に提言して進めていることがあります。そのひとつが、輸入品業務にまつわる書面の作成方法を改良することです。まず、輸入品業務について説明します。クルマを構成する約3万点の部品には、海外からの輸入品も少なくありません。それらを使うときは、輸入品の情報をまとめた一覧を車種ごとにつくります。安定的な供給を確立するために、関係部署と認識を合わせることが目的です。そのリストをつくるのが私。社内のデータベースを調べて、この部品の設計担当者は誰か、どの国から輸入しているかを一つひとつ調べ、自身でデータを打ち込む必要があります。これでは、入力ミスが起きてしまう可能性があるし、調べる負担も非常に大きい。しかも、他部署の人たちも同じような苦労を強いられていることがわかりました。上司に「輸入品業務における書類の作成方法を変更したいです」と相談したところ、快諾し、協力してくれたのです。

まず調べたのは、この書類がどの部署の誰に届いており、どんな影響力を持っているのか。他部署の方10名くらいに話を伺ったところ、多くの部署がこの書類に目を通し、何がしかのアクションを起こしていることがわかりました。それならば、なおさら、ミスが発生する可能性を撲滅する必要があります。事実、他部署の方からも「書類を変更してもらえるとすごく助かる」という声をたくさんいただきました。これからすべきことは、もっと多くの方に書類の使い方、変更にまつわる要望などをヒアリングして、どんな書式にするか、作成のルールをどう変更するか、具体的な方向性を見出すことです。取り組みの完了時期は2020年10月。本当の山場はこれからです。小さな変更かもしれませんが、もし実現したら、入力ミスの可能性がグンと減るし、リストの作成時間も大幅にカットできるはず。そして、この取組みを通じて、多くの人の業務に貢献できるということが嬉しく思っています。

最先端プロジェクトでも、私らしく。

日常の業務でも、今、新しいことにチャレンジしています。そのひとつが「ZEV Company」と呼ばれるプロジェクトへの関与です。この取り組みは、トヨタがEV車の普及を推進するために、四輪車だけでなく、超小型EVや歩行領域EVをはじめとしたさまざまなモビリティの開発を推進するのが目的です。トヨタがモビリティカンパニーに進化するための要となるプロジェクトに、私は調達として参加しています。ただ、最先端のプロジェクトでも私のスタンスは変わりません。何かについて困っている仕入先さまがいたら、その詳細を伺い、解決するために社内へ発信する。社内で決まった対策案をフィードバックして、困りごとを解決することに全力を注ぐことは、日常の業務に共通するものです。

ただ、与えられる裁量は大きくなっています。「ZEV Company」は「新しい仲間づくり」も、活動目的のひとつにしています。新たなモビリティを創造するためには、新しい仕入先さまの協力が欠かせません。当然、今までにない困りごとも出てきます。その詳細を伺ったとき「こう改善するといいのでは」とアイデアが浮かんだら、すぐ実行できるのが「ZEV Company」の特徴です。私も「もっといい方法があるのでは」と考え、提案することが増えてきました。仕事の領域が変わったら、自身の新しい課題が見えてくるものです。これまでは会社から与えられた仕事のなかで経験・知識を得るだけでしたが、これからは自分からもっと積極的に動いて、より専門的な領域にも踏み込んでいきたい。深い知識を得るほど、より多くの困りごとを解決できるようになりますから。

感謝と謙虚。

もっといいクルマづくりを実現するためには、トヨタと仕入先さまの信頼関係が何よりも大切になります。トヨタのクルマは、使われている部品の多くが外注部品です。ひとつでも欠品したら、クルマは完成しません。それだけに、日々の業務で仕入先さまと向き合うときは、感謝の気持ちを抱き、謙虚な姿勢で接することを大切にしています。

また、感謝の気持ち、謙虚な姿勢は、社内の人たちと接するときも大切だと感じています。私がさまざまなチャレンジをさせてもらえるのは、多くの人たちに支えられてこそ。トヨタに入社したとき、たくさんの先輩から「小さなことほど丁寧に」という言葉をもらいました。そのありがたさをしっかりとかみしめ、新しいことに挑戦していきたい。さまざまな業務の自動化を推進するためにITの知識・技術を習得する。ITツールを取り入れて業務の効率化を推進する。調達部内でジョブローテーションを繰り返して担当できる分野を広げる…チャレンジしたいことはたくさんあります。すべては「一人でも多くの方に力添えができれば嬉しい」という想いから。これからも、感謝の気持ちを持ち、謙虚な姿勢で日々の仕事に臨み、前を向いて歩み続けていきたいです。

所属は取材当時のものです。

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